FX取引において正解というものは存在しません。
それはどんなトレードスタイルであれ、最終的に利益を出した人がFXの世界では勝ち組といわれているほど、重要なポイントはトータルでみたときの損益バランスです。
現在、認識されているFX取引の手法はいくつもありますが、大きくわけると、短〜長期間で通貨間の売買差益を得るいわゆるキャピタルゲイン目的の手法と、通貨間の金利差を利用して長期的にスワップ金利の利益を積み上げるインカムゲイン目的の手法とがあります。
どちらが優れているというものはないのですが前者はとりわけ最近参入してきた多くのトレーダーが採用している手法ですが、後者の金利を目的とした手法について今回は見ていきましょう。
長期的に通貨間のスワップポイントを狙ってポジションを持つ場合、通貨ごとの金利が非常に重要になってきます。
現在FXで取引できる通貨はいくつもありますが、それぞれ通貨ごとに金利が異なります。
日本円のように金利が安い通貨もあれば、南アフリカランドのように金利が高い通貨も存在します。
概ね、スワップ金利を狙う場合はこの各通貨の金利を把握しておいて高い金利の通貨を買い、安い金利の通貨を売るという方法で長期的な利益を積み重ねる手法が昔からとられていました。